フリーランスエンジニアがバーチャルオフィスを利用するケースが増えています。バーチャルオフィスとは、仮想空間に事務所を構えることを指しますが、バーチャルオフィスには魅力が多くあります。
その1つが、仮想空間であってもバーチャルオフィスを設置した住所で法人登記ができることです。バーチャルオフィスを設置する住所として、例えば大都市の一等地に設置するということも可能です。登記上は社会的にも認知された信頼性の高い住所を指定できるので、取引における信用度がアップします。
フリーランスにとって信用を得るためには経験や実績が必要ですが、立ち上げたばかりだと、実績や信用が低く、取引の際にマイナスになってしまうこともあります。それを回避できるのがバーチャルオフィスです。
バーチャルオフィスの住所で法人を設立する場合、自宅住所を公表する必要がなくなります。
メリットとして、自宅を掲載しないので、セキュリティがアップします。自宅兼事務所の場合、どうしても自宅住所を公開しなければいけなくなるので、心配だと感じるフリーランスエンジニアもいるかもしれません。バーチャルオフィスなら、その心配がありません。
バーチャルオフィスの魅力として、リアル事務所のように引越しなどで移転届を出す必要がないという点があります。例えば、自宅を引っ越さなければいけなくなった場合でも、オフィスの住所は変わらないので、法人登記の場所を変更する手間がなくなります。